篁霊祥命

占いにリーディングの要素が加味された、とても不思議でオリエンタルな占術『篁霊祥命(こうれいしょうめい)』。 

華道等に用いられる水盤と墨を使った”一子相伝”の非常に珍しい占術です。

 水を張った水盤に墨を一滴落とします。

その水面に相談者のお名前や生年月日などを法具などを用いて描き、最後に時計回りに円を描きます。

​すると墨は水面上で独特の渦を形成し始めます。この墨の渦を色紙や半紙に写し取ると、そこには不思議な模様が浮かび上がります。

これが相談者の”運命図”となり、ここから吉凶運勢、過去・現在・未来、諸因縁、心の問題などをリーディングしていきます。

この”墨絵(運命図)”はそのまま”護符(霊符)”、”お守り”としても用いる事が可能です。 

「篁霊祥命」によって得られた”墨絵”は、貴方の運命図であるとともに貴方の心を映し出した貴方自身の内宇宙です。その混沌さと不確かさの中に向き合うべき真実と、生きるヒントが隠されています。これを読み解き、向き合う事で新たな人生をスタートさせましょう。 

恋愛、結婚、仕事、学業、心の問題、その他多様なご相談に対応出来る鑑定です。墨絵に投影された貴方自身の心と魂からのメッセージを解読してお伝え致します。貴方の運命図を覗いてみませんか?

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篁霊祥命で採取する墨絵について

当方独自の占術である「篁霊祥命」で、鑑定の際に中心となるのは当方が「墨絵」と呼ぶものです。この「墨絵」の形状、白黒のバランスなどから吉凶などを判断する他、「墨絵」そのものをリーディング(依頼者の感情、心の歩みなどを読み取る)し、結果を文章化してお伝えをしております。

​「篁霊祥命」でいうところの「墨絵」はいわゆる「筆を使って墨で描かれた絵画」ではなく、「水面に浮かんだ墨の渦を和紙に写し取ったもの」をいいます。便宜的に「墨絵」と呼称させて頂いております(皆様にお送りする墨絵については和紙ではなく、色紙に写し取らせて頂いております)。

​墨絵を採取する過程については、平安時代の宮廷遊びに端を発する歴史のある伝統技法「墨流し」(海外では「マーブリング」などと申します)とほとんど同じと言えます。

​違いは、水盤(華道で用いられるもの)に水を張ったあと、水面に墨を一滴落とし、そこに依頼者の生年月日、お名前を針、または法具の一種を用いて、書いていきます。この時に、お名前と生年月日を声に出して読み上げます。最後に時計回りに円を描きますと、水面に浮き上がった墨が独特のマーブル模様を描きながら回転を始めます。その動きが落ち着いたところで、墨が描き出した紋様を半紙に写し取ります。

​写し取った「墨絵」は二つと同じものがありません。陰と陽、黒と白が折り重なり、独特の紋様、渦を作り上げています。まさに宇宙の様です。渦というよりも「宇図」といった方がいいかもしれません。神秘的で示唆に溢れたオリエンタル・アートです。

​年に数回ではありますが、墨絵には「龍」や「仏様」のお姿、「文字」「顔」などの特殊な模様が浮き上がることがあります。また「墨絵」の採取の際、灯します蝋燭が溶け残った形が「龍」や「仏様」の形になることも非常に稀ではありますが、これまで数度ございました。このような特殊な模様の「墨絵」が出た依頼者の方に於きましては、特に大切に墨絵を取り扱って頂いております。

​私がこの鑑定を始めた時点では予期していなかったのですが、水盤が女性の子宮を、水が羊水を表し、そこに渦を巻く墨の紋様が、子どもや母子の命運であるとも受け取れるとして、婦人科系の病気で悩んでおられる方、不妊で悩んでおられる方、お子さんの問題で悩んでおられる方のご相談が当初より多くございました。墨絵を婦人科系のご病気の平癒祈願に、また安産祈願や、子授け祈願に欲しいと仰って頂くこともあり、墨絵をお送りした後で、それらの問題が解決したというご報告も何件か頂いております。またメディテーション(瞑想)に利用されているというお話もお伺いします。

​篁霊祥命の名称について

「篁霊祥命(こうれいしょうめい)」の「篁(こう)」は「篁(たかむら)」とも読みます。

嵯峨天皇に仕えた平安時代前期の公卿、文人「小野篁(おののたかむら)」を意味しています。「小野篁」は昼間は朝廷に出仕し、夜は冥府の閻魔大王の元で裁判の補佐をしていたという伝説が「江談抄」「今昔物語集」「元亨釈書」などの平安末期から鎌倉時代の書物に書かれています。

​この「小野篁」が冥府との往来に使っていたのが井戸です。「篁霊祥命」で行なう墨絵の採取は、井戸に見立てた水盤に水を満たし、ここに墨を流して行ないます。冥府では浄玻璃鏡(じょうはりのかがみ)に生前の行いが映し出されますが「篁霊祥命」に於いては水盤の上に満たされた水の上に浮かんだ墨の渦が、依頼者の心を映し出します。

鑑定後にお送りした墨絵について

鑑定後にお送りする墨絵について以下のことに注意してお取り扱い下さい。

​​①墨絵はご自身、家族以外の第三者の目に触れないようにお取り扱い下さい。

②部屋に飾る場合は来客者が入らない部屋を選んで下さい。

③半紙などの清潔な紙に包んだ上で、机の引き出しや箪笥などに大切に保管されることをお勧め致します。

④不要になった場合はゴミとして処分することはお止め下さい。必ず自宅で焼却し残った灰を流水で流して下さい。自宅で焼却することが困難な場合は、神社仏閣でのお焚き上げをご依頼下さい。年始などに初詣に赴かれた際に、納札所にお納め下さい。その神社仏閣でお受けになったお守りまたはお札のみがお焚き上げの対象になっている場合は、当方へご相談下さい。

⑤お焚き上げが必要な墨絵は、その旨を依頼者にお伝えし、こちらでお焚き上げを行ないます。お送りしている墨絵はそのまま年数を問わずお持ち頂いて結構です。または1年を目処に神社仏閣でお焚き上げをされるか、ご自宅で焼却して下さい。

​⑥墨絵の郵送を希望しておられ、鑑定後に墨絵の発送を取りやめたい場合、また当方でのお焚き上げを希望される場合は、その旨をご連絡下さい。

⑦墨絵全般に関することは「各種注意事項」をご参照下さい。